そばにいて

                               
見上げるとやけに高い天井 もう一度目を瞑る
世情に何かを躊躇うの 二度目は無いから 

君は思わない?

去ってからの余裕刺さったまま 終には目を開ける
情けは無用と猿轡 二度目は無いから

君は思わない?

今だけはそばにいて 真実の感情抱いて 最低咲いて遡り
今だけは離れないで 偽りを笑ってないで散々泣いて 延々と

凍てつく街 他人は見て見ぬ振り さんざめく雑踏の夜
悲しみ暮れる迄舞い振る月光に 何時迄も 何時迄もすがった
何もかもが全て真っ白になれ
真っ黒な空には、僕だけでなく君も照らす真円
それさえも寂しくて…

今だけはそばにいて 真実の感情抱いて 最低咲いて遡り
今だけは離れないで 偽りを笑ってないで散々泣いて 延々と

そばにいて…